4月14日に発生した、平成28年熊本地震の各被災地においては、多くのボランティアが一日も早い復興の手助けのため、連日活動しています。

廿日市市からも「ささえ愛ネットはつかいち」のメンバー3人が、県社協の「ひろしまボラネット応援隊」として5月30日~6月1日までの第1便と、6月8日~10日までの第2便に参加し、熊本県御船町で被災者の生活支援活動を行いました。

DSCN5913[1]P1000624 活動に参加されたボランティア3人に感想を寄せていただきました。

 

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高速道路から被災地に入って感じたことは軒並みに家屋が倒壊しているというのではなく、その隣は屋根にブルーシートも掛かっていません。憶測ではあるが、家屋の建築後の年数、建築基準の新旧、建築地盤の強固度合いなどによるさまざまな状況が想像できました。

現地活動で記憶に強いのは、神社の落下した瓦を除去作業した時のことです。屋根の上には、今にも落下しそうな瓦があり、作業をしながら仲間と、「揺れたら即離れること」を認識し合ったことです。ボランティア活動はできる人ができるときにできることを活動することですが、支援を受けた方々は少し気持ちがあたたかくなるようにうかがえます。

現地活動をする時に、自分の荷物(リュックなど)を置くシートなどを携行して行くといいと思います。

「人として生まれて、社会に貢献をする」というのが私の思いです。

千原保仁さん(はつかいちし災害救援ボランティアネットワーク赤十字奉仕団 代表)

伺った家はブルーシートで覆われ、中は家具などが散乱したまま、外は落下した瓦やブロック塀の破片が家を取り囲んでいました。0609-C1私は瓦礫集めのお手伝いくらいしかできませんでした。奥さんが「途方に暮れ何も手につかなかったけれど、ボランティアの皆さんを見て、私は背中を押されたような気がします」とうっすらと涙を浮かべて言われました。翌朝奥さんが元気を取り戻したように片づけておられる姿を拝見し嬉しくなりました。

一方、活動に参加した若人には本当に感心しました。彼らは被災された人だけでなく、私のような高齢者にも優しい言葉と心遣いを見せてくれました。また、倒壊したブロック塀の破砕など、無理と思われるようなことでも、是非希望に沿いたいと、やり遂げてくれました。

IMG_0428皆の「和の力」と若い人の「個の力」が大切だという事を改めて知りました。地震や大雨のニュースを聞くと、伺ったお宅の方々の顔が目に浮かびます。

伊藤元さん(はつかいちし災害救援ボランティアネットワーク赤十字奉仕団)

 

 

 

P1000613車窓から見える九州はのどかな景色でした。ところが休憩に寄った北熊本SAから周りの景色が変わりました。SAには「ここから先は地震の影響で立ち入り禁止」の案内があり、傾いた階段、壊れた建物等があり被災地に自分が立っていると実感しました。宿泊ホテルに到着した途端に余震がありビックリもしました。

支援活動は、被災家屋の片づけが主な活動でしたが、被災者宅までの移動手段が十分でなく待機時間が長く課題と感じました。被災者のニーズとボランティアセンターの運営に課題もあると感じ、廿日市では解決するための手段を考えていかなければならないと思いました。

もし被災者になったら、「自分の為に何をするか」「周りの人々の為に何ができるか」を考え直す熊本地震被災地支援となりました。

御船町で見た小さなテントで避難生活を送っている女性や子どもたちが大雨の中どうしているかと考えた時、胸が痛みます。                              熊谷操さん(ささえ愛ネットはつかいち 代表)

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 実際に、被災地に赴き被災された方々の声を聞き、生活の復旧のお手伝いをさせていただくことで、我が地域に何かあったらどうすればいいか、何が困るか、どこに助けを求め、どのような助けができるかなど多くのことを学んで来られました。

 災害はいつどこで起こるかわかりません。今一度、危険箇所の把握や家族との連絡方法、非常持ち出し袋など身の回りのことを再確認しておきましょう。

 社会福祉協議会では、「身近にできる防災」などについて地域でお話をさせていただいています。お気軽にお問い合わせください。