7月14日、佐方市民センターで「ささえあいのまちづくり情報交換会in佐方」が開催されました。
この会は、5月29日に市社協が開催した「ささえあいのまちづくり情報交換会」に参加した佐方アイラブ自治会副会長の新田俊之さんが、「今後少子高齢化が進み、隣近所とのつながりも希薄である状況を踏まえ、地域で進める見守り活動の必要性を感じた。ぜひ佐方地区全体で認識し、今から何ができるか考えなくてはならない」との強い思いから実施されました。冒頭のあいさつで、「見守り活動は単独ではできないので、まずは自治会役員や民生委員で現状を共有し、一緒に見守る仲間として自分たちにもできる活動について考えたい」と、新田さん。
前半では、地域ですすめる見守り活動について、見守りが必要な背景と実際の手法について社協から説明し、後半では地区ごとに分かれて、「高齢者の見守り活動として自分たちが出来そうなこと」をテーマに、グループワークをしました。各テーブルでは、「自分自身が一人暮らしなので他人事ではないと感じた。隣近所との気にかけあいが必要だ」「自治会が主催しているサロンにもっと見守り機能を持たせてみてはどうか」「町内会では範囲が広いので、顔や名前がよくわかる班を単位にまずは始めてみたら良いのではないか」など、それぞれ自分ごととして見守り活動を考え、多くの意見が出ました。
今回の会で、自分たちの住む地域でどんな見守り活動ができるかを考えるきっかけになったようです。「今回見守り活動の必要性を共有することができた。次は見守り活動をすすめる小地域、町内会単位で実際の活動について話をしてはどうか」と、次のステップとしての提案もありました。
小地域での見守り活動が進むことで、課題の早期発見や、誰もが安心して生活できるまちづくりにつなげていきたいですね。それぞれの地域特性に合った見守り活動を、生活支援コーディネーターも一緒に考えますので、ぜひご相談ください。