「サロン開催中に災害が起こった時、どうしたらいいんだろう?」と思われた、楽らく健康体操4丁目教室の多田すみ江さんは串戸地区自治協議会に相談しました。
地震が起きた時のことを想定した、避難訓練を串戸地区自治協議会、自主防災部、民生委員、市社協と一緒に行いました。
最初に串戸地区自治協議会会長の梶川誠さんより、地震が起きた時の行動を教えてもらいました。
「まずは、慌てない。慌てず、頭を守る行動をしてほしい。できれば椅子の下に隠れてほしいが、無理して足や腰を痛めてもいけないので、カバンで頭を守るのも効果的です」
「そして、揺れが止まってから、外に避難します」
普段から室内シューズを履いており、靴を履き替えることなくそのまま外の公園まで避難しました。
避難にかかった時間は1分40秒!
世話人の多田さんは「落ち着いて避難しても1分40秒!ということが分かったので、焦らず、落ち着いた行動をとろうと思った」
また、ほかの参加者より、「久しぶりに避難訓練をした。訓練と分かっていても、気持ちが焦ってしまう」などの感想も聞かれました。
これから梅雨入りや台風等の災害が発生しやすくなる季節に入ります。日頃から顔のみえる地域づくりは防災や減災にもつながるといわれております。
市社協ではサロン活動を通して、地域住民が支え合い、助け合える関係を築き、地域のつながりを深めることができるよう活動を支援しています。