5月25日(日)宮園市民センターにて、講演会が開催されました。
昨年度、山口市セミナーパークで行われた講演会に町内会連合会の視察研修として宮園地区の鶴谷裕一会長をはじめ各町内会長および地域振興課の皆さんが参加し、大畑伸幸先生の講演に感銘を受け、「この話をこれからの宮園のために、宮園地域を支えて下さっている方たちと一緒にもう一度聞きたい」と、今回の講演会が実現しました。

当日は地域住民など30人が参加し「人が幸せに生きるために大切なものは?」という問いかけから始まり、「何よりも良い人間関係である!」と大畑先生は語ります。また、「子どもがいれば’’むら”ができる」との言葉のとおり、子どもが地域にいることで大人たちも元気になり、地域全体が活性化するというお話があり、「地域の元気の源は子どもと一緒に活動することです」と強調されました。
さらに、子どもが「やってみたい!」と声を上げた時には、大人が「いいね!大丈夫だよ!」と背中を押すことが重要だというお話も印象的でした。大人は、自分の経験やネットワークでこどもを支え、こどもの夢を実現するサポート役に。そうした関わりが、子どもにとっての「憧れの大人」となっていくお話に参加者の多くが深く頷いていました。
講演後に行われた交流懇親会には約20名が参加し、「こんなことをしてみたかった!」「やってみたい気持ちが高まった!」と、地域で活動する皆さんが熱い思いを語り合う場となりました。
この講演会は、地域の未来を一緒に考え、行動する大きな一歩になったと感じています。
市社協ではこうした地域づくりの場に参加し、地域と一緒に地域の福祉増進に取り組んでいきます。

